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「たばこ1箱1000円」時代が本当に来るの!?

「産経(6・7)」の記事によると、超党派の「禁煙推進議員連盟(綿貫民輔会長)」で、たばこの価格を欧米並みの1000円に値上げする案を検討しだしたという。早い話、日本財団の笹川会長が産経の3月4日付、「正論」欄に、「1箱1000円に値上げすれば現在の消費で9兆5000億円、仮に消費が1/3になっても3兆円の税収増が見込めるので、消費税より先に論議すべきだ」と寄稿。折から基礎年金の国庫負担率引き上げを来年に控え、2.5兆円の財源捻出が課題になっていたので、渡に船と飛びついたようである。それにしても現在の価格の3倍強とはボッタ話で、愛煙家にとっては心中穏やかでないだろう。

ともあれ、憎いのは「1/3云々」のたとえ話。確か、「毎日(2005.2.8)」の記事に、「たばこ1箱、幾らなら禁煙する」のアンケート調査に答え、「500円」なら47.3%、「1000円」なら77.4%と、あったが、これにぴったり符合する。しかも、基礎年金を賄うのに十分な財源だけに、かえってできすぎた話の気もしないでない。まー、マッシーパパは定年後に(喫煙を)止めたから実害はないのだが、でも、何か釈然としない。

そう、気に入らないのは、①「欧米に比べ300円は安すぎる」といつもの比較論、そして、②「ガソリン税は環境の為値上げ」と説いたように、たばこも「健康の為」とおためごかしに、③しかも、衆寡敵せずの愛煙家から、まさに取りやすい所からとる論議。④そして何よりも、増税、物価高で可処分所得の減ったサラリーマンを追い討ちする非情さだ。⑤それにどうしても止められない者は、又ぞろ昔のきついたばこに戻っていくので結局、健康にも利することはない・・。などなど、止めさすのが目的なら他にもありそうなもので、ホントにこんな安直な政治手法でよいのだろうか?・・。

因みに、サラリーマンが世間で増えた嫌煙家にどれほど肩身の狭い思いをしているかその嘆きを(第一生命・サラリーマン川柳から)参考までに紹介しておこう。

先ず、愛煙家が煙たがれ始めた1990年代。初めて川柳にたばこをテーマとした、『愛煙家 俺の居場所は風まかせ(1998)』 『喫煙家 はいた煙も吸ってくれ(1999)』が登場。その後、無言の謹慎をしていたところ、2003年に再登場。いきなり、『たばこより 体に悪い妻のグチ』がベスト1を受賞。又同時に、前年、日本で始めて制定された東京千代田区の「路上喫煙禁止条例」に驚いたか? 『たばこ吸い 銀座は千代田か中央か?』も入選。そして、2003年7月のたばこ税値上げ時には、『たばこ税 納めて世間に煙たがれ』 『禁煙は体のためより金のため』 『値上がりで たばこも吸えず健康体』など、皮肉の名句も。そして2006年7月再値上げしたが、値上げ幅も変わらないからか、抵抗力がついたか?無言の抵抗。その代わり、『喫煙所 名前は知らぬが顔見知り(2006)』 『喫煙所 皆がなぜか情報通(2008)』と、世間の分煙ブームに片寄せあう愛煙家のアイロニーが詠われだした。

川柳とは世相を映す庶民の声ともいうけど、一体、1000円になったらどんな彼らのため息、いや恨み節が詠まれることだろう!・・。♪

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