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なぜか疎まれる(?)、75歳以上のお年寄り!

道交法の改正で6月1日から75歳以上のドライバーに、「もみじマーク」をつけることが義務付けられ、一寸した騒動になっている。騒動の中身は先ず、①なぜ、75歳以上なのか?これまで努力規定だった70以上を態々、75才に変更するのは腑に落ちないのだと・・。恐らく、国の狙いは「後期高齢者」の定義を定着させる魂胆なのかも? だが、人の年齢を前期、後期と区別するのもケシカランが、那辺に、「75才」以上を世の中から隔離しようとするのか、とんと理由が見出せない。人間、年取れば急に老け込む者と、75才にしてエベレストに登頂する三浦雄一郎氏や95才の現役医師として今もかくしゃくと飛び回る日野原重明氏などの様に若者顔負けの人も世の中に多数いる。それを、お役人の流儀だからと無理やり線引きするのも困ったもんだ。それに現実問題として義務違反をどうして取り締まるのだろう。走行中の「老け顔」を見つけて笛吹くの? それでなくとも、女性の年を間違えると大変だよ。しかも、有名人など、隠していた歳がばれれば、それこそ大騒動だわね。いや、マークそのものをつけることすら、年寄臭くなって、滅入ってしまうよね。

マークをつける弊害といえば、②又、この規定は営業車にも例外なく適用されるから、こちらも深刻な問題。例えば、全国に今、75才以上の現役ドライバーが個人タクシーで1700人、タクシー会社務めが2000人いると聞く。彼らにとって、マークをつけることで「客に敬遠されるのでは?」と死活問題の人もいるだろう。それでなくとも、02年の似非小泉改革により、異業種からの参入規制緩和によりパイ(利用客)は増えぬのに、営業車とドライバーが増加。その結果として、タクシー運転手の労働条件は年々悪化。寝るのも削ってがんばってさえ、年収は以前の1/3で、200万を切るのもザラだとか。それでもって、仙台などで、「規制緩和の罪」を訴えた裁判も出るに及んでいる。そして、これに驚き(?)、行政は何を血迷ったか、「それでは規制しましょう」と、「運転手に定年制導入」を持ち出し、間引きを検討(国交省交通政策審議会)しているという。

そこでは、この業界の平均年齢が上昇気味で、2004年の54.2才が全産業平均より13才高くなっているとし、まさに、「75才定年」となっている個人タクシー(但、2002年以降の新規参入に限る)を参考に検討しているとか。ここでも又して「75」、もう、「目の粗いザルでドジョウを掬う」ようなものだ(呆れてもう救えない)。

そして、今ひとつ、③高速道での後部座席のシートベルト着用規制も面妖である。どうやら、タクシーやバスの乗客にも適用され、違反が発覚した場合、罰則を受けるのは乗客でなく、運転手本人だとか。でも、前後不覚の酔っ払いやこわもてのお兄ちゃんにそんなこといえるの。ホントこれを起草した役人って、「論語読みの論語知らず」だわ・・。

それにしても不思議なのは、この法律、昨年6月に成立した際には誰一人反対せず、施行直前に民主党・泉衆院議員に、「いきなり反則金を取るのは乱暴」と言い出されて、「それもそうだわ」と当分の間、摘発せず指導にとどめるだとか・・。福祉を売り物にしている某党も国会議員達もいい加減なものだとホントよく分かったわ・・。♪

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