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有為転変は世の習い!?

NPO法人の「北はりま田園空間博物館(http://www.k-denku.com/)」の主催する「ホタル狩りと温泉日帰りバスツアー」に昨日、参加してきた。あくまでもNPO活動の一環としてのイベントで非商業的性格のものである。それにしても、聞きなれない「田園空間博物館」とは一体何ぞや・・。そこで農水省のホームページ(http://www.maff.go.jp/nouson/nouson/denenkuukan/)を開くと、「農村地域の美しい景観、豊かな自然、伝統文化などを、”屋根のない博物館”の展示物と見立てて、保全・活用しようとする取組み」とある。どうやら、フランスで始まりヨーロッパ各国で広がりを見せている、「エコ・ミュージアム」に起源を求めるようだ。

それはともあれ、今回、「展示」されたのはホタルの里と温泉(因みに、これら展示物はサテライトと呼称するそうな)。早い話、郷土の温泉で、ほっこりぬくもってから里山のホタルを鑑賞しようという段取りだ。

場所は国道175号線を北上、途中、三叉路の県道36号線に右折、西脇市の「日本へそ公園」を通過しながら、さらに東北に進むと、双葉小学校が前方右手に見えてくる。そして、そこら辺りで下車すれば、道路反対側に併走する川の土手(柵がないので転落注意!)に沿って、約1キロぐらいの対岸に”ホタルの光”がみられるとのこと。この日は昨日の雨模様と一転、まさに、ホタル日和か(?)、多くのゲンジボタルが我々を歓迎してくれました。

尚、ここを管理している木縫(きぬい)の里山王国(Tel/0795-22-8267)の女王さんの話では、毎年、6月始めから3週間、日没30分後から1時間程度、最も活発に活動するとのことです。ただ、ここは隣接するホタルの里で有名な多可町と異なり、マップにも載らない無名の穴場なのと、駐車場もないようなので、必ず電話確認してから行くようにお願いします。まー、ホタル好きには一見の価値は十分あると思うけど・・。

処で、もう一つの「サテライト」の温泉だが、「農村地域云々・・」のコンセプトにどう関るのかなんともよく分からない。わからないといえば、ほかにも、「病院」「ホテル」「パン屋」「ラーメン屋」等も、この「田園空間博物館」に登録している。

どうやら、彼らのキャッチコピーから判ずるに、「地域とともに生き」「老舗」を任ずるからかも。でもその肝心の老舗温泉が経営不振のようだ。と言うのは、この温泉、サウナにジェットバス、打たせ湯、薬湯などいろんなお風呂が楽しめるだけでなく、豊富なメニューの食事、そして、今人気の旅回り一座の月替わり公演もする。所謂、24時間営業方式の「健康ランド」なのだ。それが、全国にある同業同様、雨後のたけのこの様に出てきた「スーパー銭湯」に押されて大苦戦中(?)。 ゲームコーナーもお土産屋も閉鎖、建物の補修もママならず、ウリもののお風呂もところどころで湯を抜いて休止状態。

そらそうだろう。元々、近郷近在の温泉好きを掻き集めて、そのスケールメリットを享受していたのが、今や、都会も郊外も手軽なスーパー銭湯が続出。何しろ、銭湯並みの価格で健康ランド同様のお風呂が楽しめるとあっては、5-6倍ある価格差だけでも勝負にならないだろう。しかも、大深度ボーリングで汲み上げた温泉は法定の25度をわずか越える程度だから、重油で追い炊きが不可欠。となれば、この原油高の時代、だだっ広い「健康ランド」は余計ハンデイを背負う。いわば、手負いの大型戦艦が小回りの利くゲリラ銭湯に駆逐されるがごとくなのである。

まー、守るべきは「田園空間」のはずを、自ら守るのに必死ではしゃれにもならないのかも・・。それにしても、1950年代に先駆けた「ヘルスセンター」が、1980年代の「健康ランド」に、そして1990年代の「スーパー銭湯」へと目まぐるしく変遷する大規模入浴施設。この次はどんな形で現われるのか。温泉好きのマッシーパパには興味の尽きないタネかもね・・。♪

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