手に触れて見る世界初の美術館!?
一度は行ってみたかった大塚国際美術館は期待に違わずすばらしかった。大鳴海峡のネキに建てられた地下5階、地上3階の延床面積29412㎡は国立新美術館(同47960㎡)に次ぐ日本第2の規模。私立では最大の美術館だとか。
ここの”売り”は世界の名画や壁画が一堂に集められていることだが、それが全てイミテーション。原寸大の複製だという。だからといって、うすっぺらなものでなく、この会社の持つ特殊技術によって精密に再現された美術品だとか。案内人の話では、ものによっては本物より立派(?)だという。
さて、展示物だが先ず最初に案内されたのが①システィーナ礼拝堂の壁画(http://www.o-museum.or.jp/japanese/information/columnT03.html)。正面と天井と左右の上部壁にぎっしりと描かれた壁画をしっかり目に写そうと眺め回していたら、ふらつくは首が痛くなるわでもう大変。レオナルド・ダ・ヴィンチも製作中、「首が痛いの、腰痛だ」と嘆いたそうだが、さもありなんとその苦労を思い知る。次に、②スクロヴェーニ礼拝堂(http://www.o-museum.or.jp/japanese/virtual/01.html)」と③エル・グレコの祭壇衝立復元(http://www.o-museum.or.jp/japanese/information/column02.htmlに案内された。マッシーパパはクリスチャンでないから、「聖書」の名場面もあまり感動を受けない。ただ、美術としてはいずれも超1級品に間違いないだろう。因みに、案内人の話では①の制作費が7億円、③が1億円だという。更にいえば、こちらが所蔵している全作品の95%が著作権ごと買っているのでそっくり再生が可能とか。但し、畳1畳大で600万円とか。その代わり、買ってから2000年持ちますとのこと・・。
さて、マッシーパパのお目当てはと言うと、世界の名画「モナリザ」でもボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」でもない。はたまた、ゴッホの「ひまわり」でもゴヤの「裸のマヤ・着衣のマヤ」でもなし。世界でこの美術館しか所有していないという、「最後の晩餐(http://www.o-museum.or.jp/japanese/information/column01.html)」の修復「前」と「後」の比較展示である。同じ展示室で向かい合うように展示されており、案内人は修復の謂れと修復の結果により判明した事実を語る。即ち、キリストの口が閉まったままと思っていたのが、「ここに裏切り者がいる」と口を少しあけ喋っていることが分かったとか。又、キリストと11人の使徒の顔が全て白いのに、ユダだけが黒い顔をしているのがわかったのも修復の成果だという・・。
そして、でましたよ。ついに、「ダヴィンチ・コード」の解説が・・。そう、あの映画を見た人はご存知のキリストとマグダラのマリアの関係、即ち、キリストの左にいる「ヨハネ」こそマリアだと言い、明らかに様子が女性ぽいと説く。更に、マリアとキリストの位置する間に三角の空間があるがここにダヴィンチは二人の生んだ子供を描いて消した痕跡が見られるというのだ。そのほかにもマリアの横にいるユダが(キリストを売った)その懸賞金を手にしているとか、使徒12人とは別の手が描かれているという興味通津が語られていく・・。
ま~、この絵を見せてもらっただけで、マッシーパパは読売旅行「優雅に大塚国際美術館ツアー(http://www.o-museum.or.jp/japanese/access/01_b.html)」の3150円の入場料と昼食つきで7777円が安いように思われてくるから不思議なものだ。
ともあれ、時間と美術に興味のある人は、是非、一度は尋ねられることをお奨めしたい・・。♪
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