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つい使ってしまう重ね言葉! あなたは大丈夫!?

「チームバチスタの栄光」でおなじみの海堂尊(たける)の小説にはまっている。出世欲皆無、超マイペースの”田口公平”とこれまた、官僚とは凡そかけ離れた型破りの”白鳥圭介”のコンビが織り成す医療サスペンスものである。

シリーズものの良し悪しはその登場人物のキャラクターで決まると信ずるマッシーパパだが、この二人のコンビと、内田康夫の浅見光彦家族は別格である。

その海堂小説「螺鈿迷宮」に新しく(?)登場した主人公・天馬大吉と別宮葉子の幼馴染コンビ。その医学生天馬君がなぜか雀キチだが、雀荘のことを、「そもそも不景気な雀荘という言葉は、雀荘は不景気なもの、と相場が決まっている今の世では、馬から落馬、見たいな同義語重複文だ」と言う。「不景気な雀荘」が「重言(じゅうげん:同意の言を重ねた言い方)」かどうか難しいところだが、ひょっとしてこの作家独特の修辞法なのかも。

ところで、「螺鈿迷宮」を持ち出したのは、海堂小説を語ろうとするからでない。たまたま、本日見かけたネット記事、「つい使ってしまう重複表現ランキング」で、「不景気な雀荘」を思い出したからだ。ま~、それはともかく、そのランキングベスト30を覗いてみよう(http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/repeat_expression/)。

トップから順に①一番最初/一番最後(「一番」と「最」が重複) 最後の切り札(「切り札」の意が「最後の決め手」)  ダントツの1位(「ダントツ」は「断然トップ」の略) 過半数を超える(「過」と「超える」が重複) ⑤被害を被る(「被」と「被」がかぶる) 不快感を感じる(「・・感」と「感じる」が重複) 思いがけないハプニング(「ハプニング」の意が「思いがけなく起こる」こと) 返事を返す(「返」と「返」が重複) 射程距離(「射程」の「程」が「距離」をあらわす) 元旦の朝(「元旦」の意が「元日の朝」) ⑪過信が過ぎる(「過」と「過」が重複) ⑫挙式を挙げる(「挙」と「挙」が重複) 存亡の危機(「存亡の危」だけでよい) ⑭お体ご自愛下さい(「自愛」の意が「自らその身を大切にする」こと) ⑮大体〇〇程度(「大体」と「程度」が重複) ⑯あらかじめ予定する(「あらかじめ」と「予」が重複) ⑰収入が入った(「入」と「入」が重複)」 ⑱満〇周年(「周年」の意が「まる一年」) ⑲すべて一任する(「一任」の意が「すっかり任せる」こと) ⑳捺印を押す(「捺印」の意が「印を押す」) (21)はっきりと断言する(「断言」の意が「はっきり言い切る」こと」) (22)もっともベスト(「ベスト」の意が「もっとも」) (23)頭をうなだれる(「うなだれる」の意が「頭を垂れる」) (24)各〇〇ごとに(「各」と「毎」が重複) (25)炎天下の下(「下と「下」が重複) (26)秘密裏のうちに(「裏」の意が「うち」) (27)日本に来日する(「来日」は「日本に来る」こと) (28)馬から落馬する(頭痛が痛い、遺産を残すの類で説明不要?以下同じ) (29)加工を加える (30)行動を行うなどなど・・。

なるほど、タイトルに「つい使ってしまう」というだけあって、案外、気づかずに使っているのもありますね。「一番最初」とか「最後の切り札」はおかしなことはわかるけど、つい強調したい時に出てきそうだし、「ダントツの1位」も口が滑りそう。だからこそ、ベストスリーなんだよね。

ま~、普通、「重言」といえば、好ましくない語法として理解されるが、その誤りやすい原因としては、おおむね、三通りに分類されると思う。

ひとつは、本来の名詞を動詞化する際に誤って重ねるもの。「尽力を尽くす」や「留守を守る」のようなものでここでいう⑤⑥⑫⑰⑳(29)(30)がそれ。早い話、「尽力する」「挙式する」といえば問題ないのに

次に、外国語と併用して重ねる誤り。「後ろにバックする」「シティバンク銀行」「ホーコー鍋」「ハイテク技術」の類。上で言う⑦(22)の例だ。これも外国語の意味を理解していれば避けられること。

そして今ひとつが、言葉の中に同意語が隠されているわかりにくいもの。⑨の「射程」⑩の「元旦」や⑭の「自愛」、⑱の「周年」のようなもの。最も、誤用しそうな類だ。

後は、どちらかといえば、冗句のたとえに出るような「頭痛が痛い」「馬から落馬」の類で、人格のためにも決して使わないほうがいい言葉。

それにしても、「射程距離」や「お体ご自愛ください」など、重言といまさらいわれても困るよね。

つまり、使っちゃいけないからと、無理して「しゃてい」といっても、「舎弟」なのか「射程」なのか。又、「お体ご自愛下さい」だからわかるので、これが、「ご自愛下さい」だと何かいやらしく聞こえそう。それに、「存亡の危機」など、ホントに誤用なのか悩ましいところ。いくらでも新聞・雑誌で「〇〇の存亡の危機」と記事でお目にかかりそう・・。

ともあれ、この記事でも「無駄な重複がある重言は避けたい表現と言えます」とあるから、ブロガーの端くれとしても、十分気をつけたいものである。

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