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田母神氏国会招致、TV放送なしで参院ネット中継がパンク!?

政府の歴史認識と異なる論文を公表し更迭された田母神(たもがみ)前空幕長が11日、参院外交防衛委員会に参考人招致され、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から厳しく追及された。

そして、参考人質疑終了後に報道陣の取材に応じ「村山談話の正体が、本日分かった。村山談話は言論弾圧の道具だ。自由な言論を闘わせることができないならば、日本は北朝鮮と同じだ」と憤ったという。

実はこの御仁、質疑冒頭、委員長に「本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません。参考人におかれてはこの点を十分に理解し、質疑に対し、簡潔にご答弁をいただきますようようお願いをいたします」と、言いたい放題の独演会を禁じられていた。しかも、TVを通じ、雄姿(?)をアピールするつもりが、なぜか、NHKが中継中止。

そして、とっかえひっかえ、与野党先生方から追求されるだけで反論できず、それでも持論を述べるとレフリーストップがかかる始末で相当フラストレーションがたまっていたのだろう。その反動が、出てくるなりの記者会見で思いのたけを吐き出したものと思う。

処で、マッシーパパはブログ取材のため、参院のインターネット中継を見ましたよ。なんと、2時間43分40秒の長時間スペシャル。時間のある人はその中継を(http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/result_consider.php)、時間のない人は要約版を(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/194614/)。いやもっと、簡単なダイジェスト版をお好みなら、このニュース(http://mainichi.jp/select/today/news/20081111k0000e010042000c.html)を参考にしてほしい。それも面倒だという人は以下をそのまま読んでもらいたい。

まず、トップバッターの民主党浅尾氏と犬塚氏が今回のケースに「懲戒処分をなぜ適用しなかったのか」を、又、以前にも空自の部内誌「鵬友」に今回と同趣旨の論文を寄稿しているのに「処分がなかった理由」を問う。要するに、その狙いは政府の任命権責任を問うことにあり、田母神氏の問題が拡大せぬうちに幕引きを図った麻生政権を責めたかったのだろう。が、結局、防衛相の言質を取れぬまま、「定年の時間切れ」というあいまいな理由で逃げられてしまった。

次に、立った自民党小池氏は冒頭、「ワインの会」を取り上げ、 田母神氏問題を論ぜぬ内に田母神氏と鳩山幹事長、懸賞論文のアパグループ代表の元谷夫妻との関係を印象付ける焦点ぼかしの手を使う。そして後は予想通り、「これを機に再発防止に心がけ、シビリアンコントロールに努められるように」と政府応援演説をぶつ。

さすがは、「平和の党」を自認するだけあって、公明党の浜田氏の質疑は同じ与党でも違う。鋭く、「国民が一番知りたいのは、文民統制と自衛官の言論の自由とはどういう関係なのか。それをはっきりさせることによって再発を防止することが求められている」と筋論を展開。そして、後任の外薗空幕長が、『今般、空幕長という要職にあるものが、政府見解と異なる見解を発表するという不適切な行動を取ったことにより、結果的に国民のみなさまの信頼を損なうような事態を招いたことを真摯(しんし)に反省し、心より、深くおわび申し上げます』。と、同僚後輩がこういう発言をしていることに、田母神氏は良心の痛みを感じないか」と問う。だがこれに対しても、田母神氏は「間違っていたと思っていない」と、現下に否定する。

そして、こういう場合には、決まって頼もしい質問をする共産党の井上議員が、「アパグループ会長の元谷氏をF15戦闘機に搭乗させた」経緯と「自衛隊員がこのアパホテルを利用する場合、何か特別な利用契約があるのか」について癒着がなかったか追求。又、強力な権限をもっている田母神氏が視察と称して多数の基地を訪れ、(偏向した思想の)講演をしているのは重大」と問題提起。さらには、統幕学校長時代、国家観・歴史観というカリキュラムを新設し、右系に偏った講師を呼んでいるなど、自衛隊幹部に偏向教育の恐れがあるが、講師と講演内容を明らかにしてほしいと迫る。以下略・・。

ともあれ、肝心の田母神氏だが臆せず悪びれず、まさに、全編通じて確信犯であった。時には持論を展開し、逸脱することもたびたび。そのたび、反論を封じられていたが若干彼の独演会の嫌いもあった。やっぱ、井上議員を除き、攻め手の力量不足にその責任の一端があったのではないか。

すなわち、今回の問題は民主党の言うような、「定年退職にしたのがおかしいの、退職金6000万円を返上してほしい」など、矮小な問題でないのである。むしろ公明党・浜田氏の言うように、「文民統制の危機」というこの国の根幹に関わる問題なのだ。ただ、悲しいか公明党は与党だけに今一歩、核心に踏み込めない。そこへ行くと、さすが共産党。変化球が投げられる知恵があるだけに、まだいいところを突いていた。

おそらく、自衛隊内にシンパを持つ強みであろう。結構、田母神氏の行状を把握しているようである。従って、この上もアパグループの元谷氏と航空自衛隊の癒着をさらに堀起こせば、もっと、ズブズブなつながりが見つかるはず。何よりも、F15戦闘機搭乗と過大な懸賞金額の相関性は素人探偵のマッシーパパでもプンプン匂う。それに、統幕学校のこれまでの幹部教育も深く調査する必要はあるだろう。このあたりを解明することで案外、今の自衛隊の思想偏向実態がクローズアップされるのでないか?。

そして、今ひとつ、感想を言わせてもらえば、田母神氏、徹頭徹尾、自身の身の潔白と「言論の自由」を主張していたが、これも自らの問題を矮小化しているように思う。すなわち、真に問題なのは、国に仕える軍のトップが国の方針に従えず、さらにはその誤った「考え方」を部下に洗脳する二重の過ちを犯したことである。

マッシーパパは、勤め人のころに上司が明らかに誤っていることを部下に押し付けているのを何度も見聞きし、不快な思いをしたことがある。それでもまだ、企業なら許されるだろう。なんとなれば間違いがわかれば途中で訂正できるからだ。

だが、問題なのは場所が軍隊という階級社会かつ、規律を重んじる世界であるということ。田母神氏自身も「航空隊員に懸賞論文を奨めたか」と問われて「私が奨めれば1000人ですまない」と答えたようにそのトップの影響力は絶大。時には全軍がクーデーターを起こせるほど危険なものである。

すなわち、そんな強権を持っていた田母神氏がその気になって、基地をプロパガンダしに行っていただけでも大変なこと。又、明日の日本の自衛隊を率いていくという、二佐、一佐の幹部自衛官の教育・研究を実施している統合幕僚学校長として偏向指導していたとなるととんでもないことになる。

まさに、浅尾氏が言うように、総理も防衛相もこの問題を軽がるしく扱ってもらっては困るのだ。ぜひ、自民党の目論むようなとかげ(田母神)の尻尾切りに終わらせないよう、平和を望む国民として切に願いたいものである・・。

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