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証券会社チーフストラテジストは「今年の相場」をどう読んでいるのか?

証券会社は大手も中堅も年の初めに、「〇〇年の株式相場展望」と題し、セミナーを開く。勿論、サブタイトルはその年によって異なるが、今年は「世界経済と日本経済」とか「激動する世界の中の日本」という風なものが多いようだ。多分、リーマンショックを引き金に世界同時株安、世界的な100年に一度の経済不況を反映してのことだろう。

処で、マッシーパパも株を少しやっているので、新春セミナーは毎年、梯子するのが習慣になっている。ただ、昨年、ブログを始めてから、取引のほうはトンと減ってしまった。それでも、インターネットの株式情報だけは豆に見ているほうである。

さて、肝心の日本市場だが、年末年始、7連騰したかと思ったら、1月8日から昨日まで3勝6敗、株価も1月7日の東証ダウ9239円を高値に昨日は終値で、又々、8000円の大台を割ってしまった。一体、今年の相場、「晴れ」なのか「雨」なのか、おまけに、昨日のサイコロジカル・ラインも50%と、上に行くか下に行くかまったく読みづらい。ならば、ここは専門家に聞くに限ると、忙しい時間(?)を裂いて、岡三証券の新春セミナーに新神戸まで行ってきました。

講師はテレビでお馴染みの同社投資戦略部長(チーフストラテジスト)の松本貴司氏。最近は年2回ほど、セミナーに来神されるが、マッシーパパの好きなアナリストの一人である。何が良いと言えば、いつもセミナー資料は情報満載なのに、ほとんど使わず、その中の目玉を絞って、わかりやすく話してくれることである。だからか、この人の話で、寝ている人をあまり見かけたことがないほど、聴衆の気をそらさせない講師なのだ。

前置きはそれまでとして、テーマは「2009年の株式相場と投資戦略」。サブタイトルが「今年の株はどう動くか?」で、①日本株全体の話と②大統領が代わると儲かる会社と儲からない会社の二部構成。

①はマクロで見れば、先進国は目先一段と悪化。連れて、新興国も減速。ただ、欧米や中国など世界各国の積極的な景気対策で09年央には世界的な景気悪化に歯止めがかかる。そして、その対策効果が09年後半から出始め、企業業績も底入れに向かう公算ありとする。従って、日本株は年の前半はダウ7000-10000円のレンジで行ったり来たり。そして、後半はアメリカの景気次第とか。即ち、今年もやっぱ、NY株の動向次第だというのだ・・。

そして、講師が最も時間を裂いて話したかったのは②のテーマ。いわく、過去の経験則で、大統領の変わり目が、株でもうける一番のチャンスだといいたいのである。

ブッシュ然りで、彼のスポンサーだった「石油」と「軍需産業」が政権8年間の間に大化けしたという。たとえば、政治献金が最も大きかった「エクソンモービル」は手厚い政策のおかげで、8年間で利益を12倍に伸ばし、株価も昨年リーマンショックで36%下げたとはいえ、それでも政権スタート時より7倍になっているという。又、軍需産業の「ロッキード社」も8年間の間にブッシュが戦争を2回行ってくれたおかげで、利益が倍増したとか・・。

そして、1993年大統領に就任したクリントンの場合はどうだろう。彼は支持者のIT産業を育てるべく、「情報スーパーハイウエー」と銘打って、全米にインターネット網を敷く政策を遂行した。おかげで、これまた、在任8年の間に、「マイクロソフト」や「インテル」等は株価を何十倍に化けさせたという。

では、オバマに献金する大口スポンサーは?、そして、中心となる政策は何かであるが、講師は、「明日から1週間の間に発表される政策。なかんずく、74兆円を投入する経済対策費の中身に注意しよう」という。

そして、鉄は熱いうちに打てというから、本日聴講のお客さんに特別(?)ということで、講師が、これまでのオバマの演説から分析した「オバマ大統領で儲かる企業」を披瀝してくれたのだ。

まず、民主党献金NO1は自動車産業。しかも、オバマは「2015年までに電気自動車を100万台走らせる」というから、一つは電気自動車業界だという。但し、借金まみれのビッグスリーではなく、電気自動車部品の中で最もウェートの高いバッテリー業界が買いだという。

又、オバマは「石油を使わない再生可能なエネルギーを開発する」とも言っている。ここからは太陽光発電や風力発電が有力候補だとか。

そして、両方に共通するのは、幸い、日本が得意にしている分野だということ。従って、日本株にもその分野の優良な企業があると具体的な個別銘柄を推奨する。さらに、講師は大統領銘柄を買うなら今、遅くとも就任後3年目までといい、退任の年には下がるという。そう、ブッシュの石油も軍需産業も今は過去。そして、ITバブルがはじけたのも、クリントンのやめる直前だったとか・・。

ま~、個別の銘柄はさておくとしても、講師の目の付け所は的を得ているように思う。確かに一考の余地はあるだろう。但し、株に絶対はないから、投資はあくまで自己責任だが・・。

ともあれ、資料を見ずに次々細かい数字をぽんぽん言える講師のコンピューター脳に感心したセミナーでした。そして、マッシーパパの冒頭のもやもやも少し解消された思いです!・・。

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