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冤罪はなぜ起こる! 足利事件DNA型不一致の責任は誰が取るのか?

足利事件(あしかがじけん)とは1990年に足利市のパチンコ店駐車場から、当時4歳の女児が行方不明になり、翌朝、近くの渡良瀬川の河原で遺体となって発見された事件。そして、栃木県警が「女児の下着に付着していた体液のDNA型と、当時市内に住んでいた幼稚園バスの運転手のDNA型が一致したということで逮捕。その後、男性は警察や検察の取り調べにより犯行を自白したが、一審の途中から否認に転じた。

尚、このDNA鑑定は事件当時、警察庁科研で導入されたばかりで弁護側は信頼性に疑問があるとしていた。が、最高裁は2000年7月にDNA型鑑定の証拠能力を認める初判断を示し、一審の無期懲役判決が確定したものである(以上wikipediaより)」。

処で、この事件、弁護側の再審請求で改めて、DNA型鑑定をやり直していたのだが、8日、なんと、検察側と弁護側からそれぞれ推薦を受けた鑑定医がともに、「DNA型不一致」の判定を下したというのだ。

従って、「DNA型」が「動かぬ証拠」で判決を下した手前、再審のための裁判やり直しはもとより、冤罪の可能性すらでてきたのである・・。

いや~、これは裁判のあり方として非常に大きな問題を提起しているのでないか。

即ち、当時の鑑定能力では「1000人に1人の特定しかできない」あいまいなものゆえに、弁護側も証拠としては不適切と主張した。それを警察や検察当局、おまけに最高裁まで、聞く耳持たなかったのだから、いまさら真犯人が出て来ても時すでに遅し。事件は時効、被告は冤罪ということになり、法曹界の信頼すら揺るぎかねないのである。

しかも、驚くことに、検察側は、▽確定判決はDNA鑑定だけでなく自白調書や状況証拠も踏まえ有罪認定している ▽鑑定対象の体液に別人のものが混入した可能性があるなど、まだ論点を争うかどうか最終的判断を下していないという(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090509ddm001040071000c.html)。

ま~、往生際が悪いとはこういうことを言うのだろうが、それにしても絶対と思ったDNA鑑定が駄目なら、「自白調書」を頼りにすると言うのも困ったものである。

というのは、一筋縄で行かない容疑者ほど、絶対「自白」はしないもの。あのロス疑惑で自殺した三浦和義しかり、毒物カレー事件の林真須美がいい例だ。

でも逆に、気の弱いものほど、過酷な取調べで自白を強要されると、耐え切れなくなって、「無実の罪」を認めるものである。

たとえば、冤罪事件で有名な「志布志事件(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E5%B8%83%E5%BF%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6)」、鹿児島県警が自白の強要や数ヶ月から1年以上にわたる異例の長期勾留など違法な取り調べを行ったとされる事件や、

富山連続婦女暴行冤罪事件(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%A9%A6%E5%A5%B3%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E5%86%A4%E7%BD%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6)」、任意捜査として行われた取調べが4月8日以降断続的に3日間朝から晩まで行われ、4月15日の3回目の任意捜査において、既に何が何だかわからなくなり疲れ切っていた男性は、「おまえの家族も『おまえがやったに違いない。どうにでもしてくれ』と言っている」など、取り調べ警察官の真実に反する誤導により、容疑を認め、自白したものとして逮捕されたという。

そして、この事件は無理やり富山地検が立件、地裁においても、男性は容疑を認め、結局男性の自白と少女らの証言で有罪判決が下り、男性は控訴をあきらめ3年の懲役刑に服したとか。

それがなんと驚くことに、出所後、別の事件で逮捕された男が自供、冤罪が初めて判明したのである。

勿論、この冤罪で服役した件の男性はカンカン、「警察による取り調べや、検察による起訴の違法性を追及したい」1億円の国家賠償請求を近々、起こすことを発表。「5年、10年かかっても、自分が容疑者にされた真相を明らかにしたい。県警、地検は正式な謝罪をしてほしい」と訴えたという(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090509-00000035-maiall-soci)。

つまり、物証が取れなければ「自白」を頼りに立件する日本の当局の悪い風習が問題なのである。それに、検察も立件した裁判の有罪率99.9%を誇るところがあるので、上述の足利事件でも素直に、自らの非を認めたがらない。

だからこそ、密室の取調べは冤罪の元だと、日弁連などが、「取調べの可視化」即ち、取調べの最初から最後まで (取調べの全過程)を録画(可視化)すべきだと主張しているのである。

ただ、検察庁も、裁判員制度スタートに当たり、取調べに支障のない事件に限り認める方向にあるようだが、それでも、未だ完璧でないと日弁連は言う(http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/investigation.html)。

そして、今ひとつは行き過ぎた取調べになりやすい、「代用監獄(警察署の中にある一時拘留のための留置所のこと)」の弊害があげられる。

その、いずれにしても、警察や検察は法の下に絶対権力を持たされているのだから、その行使は慎重でなければならないし、違法に利用してもらっては困るのだ。

今回は幸い、科学の進歩でDNA検査も「4兆7000億人に1人」の精度に高まり、無実が証明されたから良かったようなもの。がもし、科学が追いつかなかったならどうなっていたか・・、と思うとぞっとする。

それに、最近の風潮として「犯罪を憎む」傾向が強くなりすぎ、本来の裁判の原則である「推定無罪」がないがしろにされてきたことも、いささか気がかりである・・。

ともあれ、犯罪を撲滅するためには、捜査も立件も厳しく処すことも必要とは思うが、だからといって、冤罪はいかなる場合も許してはならないと思う。それゆえ、冤罪の温床になるものは芽をつんでおくほうがいいのでないだろうか!・・。

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