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「MR.BRAIN」の視聴率低迷は「キムタク人気」のかげりが原因ってホント!?

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大分前の日刊ゲンダイの記事に『木村拓哉に限界説』というのがあった。

どうやら、「MR.BRAIN」(TBS)の視聴率が初回24.8%、2回目22.0%だったのが、6日放送の3回目は16.3%。前回から6ポイント近くダウンし、初回と比べると8ポイント以上急落したのを理由にしているようだ。

又、同時に6日公開の出演映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」の興行成績もかなり厳しく、最終予想では5億円程度とみられていることも、“キムタク神話”の崩壊かと言われる原因のようだ(http://news.livedoor.com/article/detail/4200468/)。

処で、その後の「MR.BRAIN」の視聴率だが、4回目21%、5回目18.5%、6回目18.9%とやはり厳しいことに変わりはないようだ。

でも、この記事には大きな論理の誤りがある

なんとなれば、人気の物指しをドラマの視聴率で計っていることだ。つまり、TBSがキムタクドラマの過去の例から、一応合格ライン・20%を目安にしているのをそのまま当てはめ、最も下がった3回目の視聴率16.3%を俎上に乗せたからである。

さて、3回目といえば、「透明人間が仕掛けた連続殺人!脳トレが暴く透明の謎」だが、マッシーパパもエントリーで「早3話にして、パターン化」されたと疑問を呈している。

そして、「トリックといい、謎解きといい非の打ち所がない・・といいたいところだが何か引っかかるところろがある」と、その欠陥を多々指摘しているのだ。

つまり、一応、キムタクドラマといえど、推理ドラマであることに違いはない。となれば、視聴者はよほどキムタク命でない限り、中身が肝心であるのは言うまでもない。

その証拠が、マッシーパパもほめた4回目の「変人脳科学者VS天才ピアニスト!トランプで蘇る白骨死体」。トリックも「ドミラレ」は「八木仁」の暗号だとする意外な仕掛けでドラマを盛り上げている。だからこそ視聴率も一気に21%に跳ね上ったのだろう。

もう、お分かりいただけたと思うが、いかなキムタクでも、推理ドラマだけは、やっぱネタが初めにありきなのである。

このことは芸能斜め切りの肥留間正明氏でさえ、気づいていないようだ。

それは『俳優・渡辺謙とタレント・木村拓哉の違い』の記事に、なんとテレビ朝日のシリアスドラマ「刑事一代」に主演の渡辺謙と「MR.BRAIN」のキムタクを比較しているのだ。

そして、渡辺を「地味なノンキャリア叩き上げの刑事役なので、華々しいアクションがあるわけではない。しかし地道に犯人に迫っていく迫真の演技は、この人の実力の高さを見せつけてくれた」とベタほめする。

一方、キムタクはというと、「とにかく軽い。まさにテレビドラマだ。キムタクを見た後だと一層謙さんが重く見えるのから不思議だ」といい、念の入ったことに双方の視聴率を並べて、渡辺がキムタクを超えた例証にしているのだ(http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/naigai-2009062716221333/1.htm)。

だからといって氏も決してキムタクをけなしていないようで、「キムタクは、上から見ても下からみてもキムタク。でもキムタクはこれで良い。彼が偉大なるワンパターンが売り物だ」とむしろ評価している(?)。

尤も、彼の言う渡辺が高級車「セルシオ」でキムタクが大衆車「カローラ」というのが果たして例えとしてふさわしいのか?マッシーパパ的には疑問だが・・。

ともあれ、何度も言う。そもそも「MR.BRAIN」は脳科学に基づいた推理ドラマという極めて難しい設定である以上、どうしてもトリックが限定されてしまう。又、ストーリーの展開も勢い、無理、矛盾がついてきてしまうのである。

それが証拠にストーリーのしっかりしている「華麗なる一族」ではキムタクも記録的な高視聴率をものにしている。

ま~、所詮、TVは視聴率万能の世界であるから仕方ないといえ、安易に視聴率でタレントの人気や評価をするのはよろしくない、ということもぜひ知ってほしい。

そして、もっと、TV局もキャストに人気者さえ集めれば何とかなるという「神話」に頼るのでなく、ちゃんとした脚本を書ける人を育てるべきでないか。それこそがTVドラマの視聴率アップにつながる早道でないだろうか?・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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