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参院補選2勝にも手放しで喜べぬ「選挙の神様」の憂鬱とは!?

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参院神奈川、静岡の両補選で民主が2勝した。この勝利は大きい。なんとなれば、民主党の参院議員は現在108人(江田五月議長を除く)で、これに国民新党、新党日本と無所属の一部議員を加えた統一会派は118人。

それに今度の2人を加えれば過半数の121人まで後一人である。但しこれも、与党系無所属の糸数慶子氏や川田龍平氏が一人でも会派入りすれば、文句なしの過半数になり、社民党の同意がなくても法案を成立させることが可能になるからである。

尤も、選挙至上主義の小沢幹事長はこんなことで満足していない。来年7月の参院選で、民主が単独過半を制すること。そして、その先の次期衆院選でも小沢チルドレンらの再選で初めて、彼の想いが完結するのである。

勿論、小沢氏も認めているように、参院単独過半数は容易なことでない。ましてや、衆院新人議員たちの再選は小泉チルドレンの例もあるので、いっそう困難なことである。

だからこそ、新人研修を放(ほ)って、内閣の「事業仕分け」に借り出されたことに氏は激怒したのであろう。

ま~、「選挙あっての党」「政治は数」と公言してはばからない小沢氏だけのことはあるのだが・・。

果たして、このような強引なやり方がいつまでも有権者に受け入れられるのであろうか? 

「毎日」も「威光増す小沢幹事長 次期衆院選も見据え」の記事に、「首相官邸と党の冷え冷えとした関係は、たとえ、政府・党分離のシステムが原因としても・・」と婉曲的に疑問符を投げている(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091026ddm003010108000c.html)・・。

閑話休題。処で、今回の補選の結果だが、マスコミがいうように、民主が今後の政権運営に自信をもてるほどの勝利だったのだろうか? とてもマッシーパパにはそう思えないのだが・・。

何よりも、気になるのはその補選の投票率の低さだ。神奈川で28.67%、静岡で35.64%とはちと酷すぎる。又、それぞれの当選者の得票数を全有権者数で除した得票率で見ると、神奈川が13.9%、静岡が18.4%でしかない。これではとても民意を反映したとはいえない数字なのだ。

おまけに、自民党が衆院選で惨敗したばかりで、業界・団体の自民党離れも加速。そして公明党の自主投票という“三重苦”を抱えた中での選挙戦だっただけに、民主が勝って当然。むしろ、「選挙の神様」が喜べるような成績ではないだろう。

しかも、同時に行われた地方選挙に目を向ければもっと深刻。なんと、民主が推薦した候補があちこちで惨敗しているのである。

大きなところでは宮城県知事の現職に挑んだ遠藤氏が大敗。川崎市長選の福田氏も現職にとどかず、長野市長選にも新人小林氏が惨敗を喫している(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091026-OYT1T00080.htm)。

いや、それだけでない。ほかにも民主党の推薦を受けた市長候補者の内、当選したのは熊本の玉名市と埼玉の越谷市だけ。一方、負けたのが、八戸市(青森)、にかほ市(秋田)、鶴ヶ島市、ふじみ野市(以上埼玉)、鎌倉市(神奈川)等々である(http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200910250263.html)。

処で、わが町、神戸市の結果はいかがなったであろう? 勿論、「選挙の神様」と矢田候補が野合したのだから、勝って当たり前であるが、なんと、勝ちは勝ちでも、その差はたったの7800票。

しかも、興味を引くのはその差だけでない。「読売」の出口調査によると、小沢氏があれほど、選挙前に「自民の応援を貰わないね!」と単独推薦を強調したはずなのに結果はま逆。

自民党支持者層が矢田氏に投票したのは45%、樫野氏の40%を上回ったのに、肝心の民主党支持層の投票先は矢田氏45%、樫野氏の42%とほぼ互角。

又、自主投票を宣した公明党の支持層は矢田氏に4割しか投票せず、5割以上が樫野氏支持。

そして、肝心の無党派層はというと、54%が樫野氏を支持、矢田氏は30%にとどまったというのである(http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091026-OYO1T00559.htm)・・。

早い話、選挙に勝ちはしたものの、その実態は水面下で応援していた自民党市議団のおかげでかろうじて首がつながったという次第だ。

ことほど左様に、いち早く地方の流れが変わりだしたと言うことかも。あれほど総選挙前には民主が支持すると言うことだけで新人でも地方選を制したのがまるで嘘のよう。有権者が政権に距離を置きだしたかのように・・。

自民党の大島幹事長が補選敗退の感想に、「この選挙戦の前に、国会で鳩山政権と論戦することができなかったのが残念だ」と悔やんだと聞くが、全く与太話と無視できない選挙結果でもあるのだ・・。

つまり、有権者は長い間の自公政権の圧政に倦み、「政権交代」を望んだが、それが実現してしまえば、今度は政治が変わることにしか関心がない。つまり、本気になって、民主が改革に取り組まないと、選挙巧者というだけでは勝たせてもらえなくなる。

ま~、今はまだ自民党も衆院選の惨敗ショックの傷が癒えていないし、解党的出直しを図る勇気も持ち合わせていない。

従って、国政選挙はかろうじて民主候補に分があるだろうが、地方選挙はそうは行かない。地方ほど圧政の傷が深いのだ。

そのため有権者は、「自民党はもう勘弁してくれ。だからといって、候補者なら誰でもいいという民主も、なおさらご免」だと、離れていくのでないだろうか。

となれば、いずれ、自民の凋落と同じように、民主の政策が国民目線から離れていけばいくほど、同じ道をたどらないと誰も補償できないのである。

従って、民主党が来年7月の参院選までに、何か「政権交代」のおかげと思わすような結果をださない限り、いつ、潮目が変わってもおかしくないのだ。

それほど、民意とは移ろいやすいもの。だからこそ、このことはいかな「選挙の神様」でもどうにかなる問題でもない。

このことをよく理解しないと、折角、神奈川補選に当選した、有能な金子洋一氏でも、折角射止めた参院の議席が来年夏までの短命に終わりかねないのである。

ま~、マッシーパパがいうまでもなく、この結果に一番苦い思いをしているのが「選挙の神様」でないだろうか・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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