「世に一石を投じたい」という民主党・横粂議員の離党行為はただの蛮勇だったのか!?
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「政権・与党に対する不信」と「政治の原点に立ち返りたい」という熱い思い(?)から、民主党を離党した横粂議員に内輪から避難が集中している。
まず、後援会関係者からは「一匹狼じゃ何もできない。なんで離党するんだ」とばか者扱い、挙句は、「議員を辞めろ!」の声まで。
又、同党神奈川県連などは「比例復活なのだから議員辞職すべきだ」とカンカン。
でも、これって、何か変?
①第一に、離党したのは彼が初めてでなく、これまでも08年に渡辺秀央、大江康弘氏が与党系無所属の荒井広幸、松下新平両名を巻き込んで新党「改革クラブ」を結成。
最近でも菅内閣の冷や飯を食うのはご免だと、小沢チルドレンの16人衆が民主党会派を離脱したし、佐藤夕子議員などは、政治の恩師・河村たかし率いる「減税日本」の天下分け目の統一選を応援したいといって離党している。
言うならば、彼らは全て大儀なき、単なる家庭の事情による離党。
一方、横粂氏の離党はどうであろう。確かに次回の選挙の結果が不安で、じっとしていられない面もあろうが、一応は名分が立つ。
つまり、この人は代表選でも管を選ぶか小沢かで真剣に悩んだぐらいの、「常に政治に筋を通す人」だから、今回も時に流されての蛮勇でもまんざらなさそう。
だからこそ、県連や党本部も(彼の離党に)ショックを受けて躍起になっているのかも・・。
②次に「一匹狼じゃ何もできない」というのも又、面妖な話。
では、「新人は寄らば大樹の陰、陣笠でもいいから黙って禄をはんでおればいい」とでも言うのか?果たして、それが今の日本の政治をおかしくしていないだろうか。
いつの頃からか、「政治は数、数は力」と言い出して、日本の政治が「カネまみれ」に腐敗したのでなかったのか?
③又、「比例復活なのだから議員辞職すべきだ」も又しかり。
何しろ、菅内閣の閣僚に、比例で復活当選した後、政党を転々としながら入閣した大臣が鎮座ましましているのである。この変節漢の典型的な与謝野氏と、「無所属でやる」といっている横粂氏とどう違うのか説明がつくとでも思っているのだろうか?
④それに、民主党といえば、権力になびく風見鶏の多い中で、このお人、権力者に媚を売らないだけでも立派。どこまでやれるか、当分一人でやっていくと覚悟を固めているのである。
⑤しかも、自らのブログ(http://news.livedoor.com/article/detail/5584037/)に、
「政党なんて関係ない。議員個人が何をするかだ。議員一人ひとりが、真に国家国民のために何をするかだ」と迷いのないところを披瀝、「私の離党は、そのための小さな一石です」と宣言もしている。
ま~、以上、見てきたように、これまでの離党騒動とはちと違っていそう。そりゃ、小泉のチルドレンの例もあり、信用失墜した民主の看板では次の選挙はほとんどがドボンの憂き目が固い。
そのためには座して待つよりは、「自分は違う」とどこまで「差別性」を強調するかはマーケット上の原理。選挙も同じであろう。
だからといって、何もしないで、年間1億円の無駄飯を食っているより、この人の言うように、
「誰がどこでものを決めているのか分からない政党政治に、誰が作ったか分からないマニフェストに縛られる政党政治に、選挙のことしか考えない政党政治に、責任の所在がはっきりしない政党政治に、そして議員一人ひとりの顔が見えない政党政治に終止符を打つため」、私たちもこの「小さな一石」に乗って見るのも一手かも・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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